沖縄有人離島全制覇10カ年計画(2020年5月現在)

沖縄

こんにちは!arikoです。
私は2015年9月から「沖縄有人離島全制覇10カ年計画」と銘打って、沖縄の離島を巡っています。
目標は2025年までに沖縄の有人離島に全て上陸すること。
ここでは現在の進捗と、この計画についてお話ししたいと思います。

沖縄有人離島全制覇10カ年計画

きっかけは「最後の秘境」に行けてしまったこと

沖縄に「最後の秘境」と呼ばれている島があるのをご存知でしょうか。
宮古諸島の水納島(みんなじま)です。

水納島」と検索するとたくさん出てきますが、それらは沖縄本島エリアの水納島。
沖縄には水納島が2つあり、私が訪れたのは宮古諸島の水納島です

ここに行くには宮古島→多良間島→水納島とアイランドホッピングをする必要があります。
多良間島までは毎日定期船と飛行機が出ているので簡単に行くことができますが、問題はその先です。

水納島へは定期船はありません。なんてったって3人(2015年当時)しか住んでいないのですから。

多良間島からのダイビング船で水納島の周辺を潜ったり、マリンサービスの島渡しを利用すれば行けないことはありません。しかし、利用できるのは基本的に2名以上。
楽しい一人旅ですがこういう時が大変なのです。チャーター船は数万円かかることもザラ。1人だとかなりの金額がかかってしまいます。

基本的に超貧乏節約一人旅の私は、とてもじゃないですが1人での船チャーターは選択肢にありませんでした。その時はまだ制覇するという目標もなく強い意志もなかったので、「今回は仕方ない、とりあえず多良間島までは行ってみよう」という軽い気持ちで、たった1泊2日の予定で多良間島へ向かったのです。

水納島に行く予定は当初はありませんでした。

宮古島-多良間島を結ぶ「たらまゆう」

船内は島民と思しき人と工事関係者数名+私という、大きな船には似つかわしくない少ない乗船客でした。

船内の中で自分の写真を撮ってもらいたくてある男性に声をかけました。
それが運命の出会いとなります。

雑談の中で水納島の話になり、「行ってみたいけど難しいですねー笑」と伝えると、
明日、役場の人と調査に向かうけど、一緒に行く?」と。
そこで私の中で稲妻が走りました。このチャンスを逃す手はない…
「行きます!」と即答し、翌日思いがけず沖縄最後の秘境・水納島に行けることになったのです

これが、私が『沖縄有人離島全制覇10カ年計画』を始めようと思ったきっかけ。
離島マニアの中でも手が届きづらいと言われる秘境に行けるのも何かの運命だと感じ、せっかくだから沖縄を全部制覇しようと思いました。
水納島についての記事はこちら↓
【まずこれ読んで】宮古諸島・水納島ってこんな島!初めての方のための水納島基本情報〜滞在記を交えてお伝えします〜
>>続きを読む

沖縄の有人離島っていくつあるの?


さて、気になる沖縄の有人離島数。実は聞く人聞く人数が違うので、私は沖縄県の人口データを分析し、「有人離島数」を結論づけました。

2000年〜2019年の沖縄県が発表している人口データを全て読み、現状の「有人離島」を把握しました。途中で「有人島」「無人島」の定義が変わったりしておもしろいです

その結果、有人離島数は以下の島々「37島」となります。

北部圏域(5島)伊平屋島・伊是名島・野浦島・伊江島・水納島
中南部圏域(12島)津堅島・久高島・粟国島・渡名喜島・座間味島・阿嘉島・慶留間島・渡嘉敷島・久米島・奥武島・北大東島・南大東島
宮古圏域(8島)宮古島・池間島・大神島・来間島・伊良部島・下地島・多良間島・水納島
八重山圏域(12島)石垣島・竹富島・西表島・鳩間島・由布島・小浜島・黒島・新城島(上地島)・新城島(下地島※)・波照間島・嘉弥真島※・与那国島
※無人島として扱われることがほとんど

現在の進捗状況(2020年5月現在)

最新の人口データ上、嘉弥真島と新城島(下地島)は有人離島に分類されますが、実情では無人島とされることがほとんどなので、私の『有人離島全制覇10カ年計画』にはこの2島は有人離島に含まないことにします。
故に、『有人離島全制覇10カ年計画』のゴールは35島となります。

現在の進捗状況を一枚にまとめました。
赤く色が塗ってある島が、上陸経験のある島です。

島ごとの上陸回数(随時更新)

こちらは各島に何回上陸したかをまとめた表です。可愛げのないエクセル表のスクショですみません。そのうちもうちょっと可愛くまとめたいと思います(笑)
沖縄に行く時は5〜10日間程度で行くことが多いです。そのため1回の旅で複数島上陸することがほとんどです。
近年は「1年に最低2回、できれば3回」を目標に沖縄を訪れています。これまでに累計16回沖縄を訪れました。
2020年はすでに1月に一度沖縄を訪れ、伊是名島に上陸しました。

お気に入りはこの島!旅の記憶が濃い島々

お気に入りの島を教えます!

どの島も個性的でそれぞれに違った魅力があり、とてもおもしろいです。
よく「どの島がおすすめ?」と聞かれますが、それは全く絞れません(笑)
海が素晴らしい島、島内の雰囲気が好きな島、人があたたかい島、便利な島。

どこを切り取るかで全くおすすめは異なりますが、ここでは好き嫌いやおすすめではなく、単純に「なんとなく私が好きな島」をご紹介したいと思います。
中途半端に6位までなのは、5島に絞れなかったからです(笑)

第6位 座間味島

那覇から日帰りでも行ける座間味島。慶良間諸島の一つで、「慶良間諸島国立公園」に中に存在しています。世界が認める極上の海に囲まれた美しい島です。

私がこの島を好きな理由はその町並み。石垣の壁、細い小道、点在するシーサーと昔ながらの琉球家屋。
とても穏やかな雰囲気で、沖縄の離島と聞いて多くの人がイメージするような風景の小さな村です。小道が連なるこの町並みをとても気に入りました。

ちなみに私はここで台風によって島から出られなくなり、4日間幽閉されてしまいました。
最終便もない状態で宿にも追い出され(これだけは本当に納得のいかないことでした。この話はいずれw)、途方に暮れていたところ島民の方に助けられ、一般家庭で4日間を過ごした思い出の島です(台風直撃で大変でした)。

台風直撃前の不気味な空色

第5位 宮古島

宮古島はなんというか、私の中では「爽やかな島」で大好きです。
まず、宮古島の海は最高です。ダイビングで潜りましたが、宮古ブルーと呼ばれる海の青が本当に素晴らしい。50m先も余裕で見えるくらいの透明度です。

宮古島は珊瑚が隆起した島です。島内には川らしい川もなく、雨が降ってもその土砂が海に流れ込みません。そのために常に透明度を保っていて、その美しさは沖縄の中でも随一です。

もう一つ宮古島が好きな理由として「橋が多いこと」が挙げられます。その橋をバイクで駆け抜ける時の爽快感と言ったらたまりません。

石垣島とほぼ同程度の人口がありながらも、石垣島よりも落ち着いた島という印象があり、そこも宮古島を好きな理由の一つです。

第4位 大神島

宮古島から船で行ける大神島です。沖縄にはいくつか「神の島」と呼ばれる島がありますが、ここもその一つ。島全体が聖域となっていて、立ち入り禁止の場所もたくさんある場所です。それゆえ「呼ばれた人しか行けない」と言われたりもする島です。

私はここでガイドさんをお願いして島内を案内してもらいました。
大神島の秘祭のこと、歴史のこと、神の島と呼ばれる所以、島一周道路がない理由…
興味深い話をたくさん聞けました。

たった29人(上陸当時)しか住んでいない小さな小さな島ですが、そのガイドさんから学んだ情報があまりにも多くて不思議で、とても記憶に残る旅の一つです。

ちなみに、秘祭は絶対に島外の人に見られては行けないお祭りです。芸能人がバイクを充電させてもらいながら旅をする某番組で大神島に渡ろうとしたところ、たまたまロケ日が秘祭に当たってしまい上陸できなかったという回がありました(笑)。

第3位 波照間島

波照間島日本最南端の有人島です。ここは何しろ、海が素晴らしかったです。
波照間島には「ニシ浜」という有名なメインビーチがあります。

島に着くと宿の方が車で迎えにきてくれることが多いですが、その車の中でニシ浜を見た宿の方が「あら〜今日はやけにきれいねぇ」とつぶいたのを思い出します。

見慣れているはずの島の方が感動するほどの美しい日に来れたんだと、上陸直後から感激していました。

この島では訳あってレンタサイクルが借りられず、思いがけず20kmウォークをしてしまった苦い思い出のある島でもあります(笑)

炎天下の中で死にそうになりましたが、それもあり強烈に記憶に残る島旅となりました。この話はいずれ書ければと思います。

第2位 与那国島

与那国島日本最西端の有人島です。天気がいいと台湾を望むことができるくらい、台湾が近くにあります。

与那国島は絶景天国。
どこをとってもフォトジェニックです。
沖縄らしい白い砂浜が広がるビーチはほぼないのですが、断崖絶壁、力強いパワーを感じる島です。
当時友人が島に住んでおり、隅から隅まで連れて行ってもらいました。
与那国島を囲む海の色は本当に青く、島と海との強烈なコントラストが脳裏に焼き付いています。

ここはまた必ず訪れたい島の一つです。

第1位 鳩間島

最後は鳩間島です。八重山諸島の、小さな小さな島です。人口は40人程度しかいません。
ここを1位に選んだ理由は、海です。

鳩間島の周辺の海、感動的な美しさでした。サンゴが生きていました。
海の中はまさに敷き詰められたようなサンゴ礁群。呼吸が感じられるような気さえしました。

沖縄のサンゴは2016年の大白化で8割がダメージを受けたといわれています。そんな中でも鳩間島周辺のサンゴは生き残っていたということを初めて知り、感激しました。

この島では昔ならがの琉球家屋に宿泊。商店さえないような小さな島ですが、だからこそ島の方々と集まって飲み食いする「ゆんたく」もでき、とても楽しい時間を過ごしました。
鳩間島も大好きな島の一つに仲間入りです。

鳩間島についての記事はこちら↓
【まずこれ読んで】鳩間島ってこんな島!鳩間島基本情報〜滞在記を交えてお伝えします〜
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25島上陸した経験者が語る!
沖縄の離島が魅力的すぎる5つの理由

最後に、どっぷりとハマってしまった私が沖縄の離島の魅力を簡単にお伝えできればと思います。

あたたかい

まずは本当にこれです。暖かい。人も気候も。
真冬でも内地の人間にとっては暖かいので、やはりそれだけで気持ちがホッとします。
そして人。沖縄の中には方言が強くてきつく感じられるような話し方をする人もたくさんいますが、基本的に皆さん優しく迎え入れてくれます。

すぐそばに最上級の海がある

島好きの人はほぼイコールで海好きではないかと思います。宿から徒歩圏内に海がある環境というだけで幸せな気持ちに。
海から上がって上にTシャツと短パンを着るだけで宿と海を行き来できるのは本当に楽です。(もちろん島の規模にもよりますが)

だから朝起きて海、ランチに宿に戻ってお昼寝、午後からまた海、みたいな最高のサイクルを楽しむこともできるのです。

港の中ですら美しい

ゆったりと流れる時間

島時間」という言葉の通り、内地よりもやはり時間の流れ方はゆったりのように感じます。海辺に行くと「一体何をしているんだろう」と疑問に思うほど、ただボーっと海を眺めているおじいさんはよく見かけます(笑)。
明るくなったら起きて陽が沈んだらゆんたく、そして寝る。
都会で疲れた心が溶けていくような、そんな心地のいい時間の中で過ごせます。

”人間生活””地球”を感じられる(笑)

先述のことと被りますが、沖縄の離島では太陽と共に生活している感覚です。朝日と共に行動を開始し、夕日と共に1日を終えます。空には星が輝き、満月の時には本当に月明かりが夜道を照らします。
そんな夜の離島を歩くと、聞こえてくる動物や虫たちの声。穏やかな海や荒々しい海もとても身近です。
離島にいると、自分が自然の中に身を委ねているような感覚で時を過ごしています。

旅人同士の出会いがおもしろい

最後はこれ。マニアックな島に行けば行くほど、集まる人もおもしろい人ばかりです。
島旅経験が豊富な人も多く、勉強になることもたくさん。自分のまだ知らない島の情報を聞くたびに「早く行きたいな」という気持ちに駆られます。

何より、同じような嗜好を持った人たちと話すのは楽しいです。
そこで出会った人と一緒に出かけたりということもしばしば。「旅は道連れ」という言葉をひしひしと感じ、自分の経験もまた豊かなものになっていきます。

タイムリミットまであと5年

沖縄有人離島全制覇10カ年計画」のゴールは2025年です。残り7島。いいペースです。
ただ「上陸する」という目的を達成するだけでなく、これからも一つ一つの島々をじっくりと楽しみながら、目標に向かってスパートをかけていきたいと思います。

この記事は沖縄の離島に行く度に更新いたします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今年はコロナの影響もあり・・・どうなるかわかりませんが、ぜひ続報をお待ちいただけますと幸いです!