【まずこれ読んで】小笠原諸島・父島基本情報〜初めて行く人のための”父島ってこんなとこ”〜

東京から船に乗って24時間!小笠原諸島って知ってますか?

こんにちは!arikoです。
東京から1,000km離れた先に、「小笠原諸島」という島々があります。2011年に世界自然遺産に登録されたことをきっかけに知った人もいるのではないでしょうか。

小笠原諸島は、東京から24時間かかる船に乗るしか行く方法がない、とても興味深い場所!でも、苦労してたどり着いた先は、とても日本とは思えない大自然に恵まれた美しい島が待っています。

この記事では、そんな小笠原諸島・父島の基本情報をお伝えします!

この記事はこんな人におすすめ
・小笠原に行ってみたい
・小笠原がどんなところか知りたい
・小笠原の観光名所を知りたい

離島難易度 ★★★☆

小笠原諸島・父島の基本情報

小笠原諸島・父島の場所・行き方・規模感などの基本情報です。

小笠原諸島・父島へのアクセス方法

小笠原諸島・父島へ行く方法は1つしかありません!

小笠原諸島・父島へのアクセス
全国各地→東京・竹芝桟橋 ・・・船(24時間)・・・ →父島
【所要時間】 東京・竹芝桟橋から24時間(約6日に1便程度運航)

小笠原諸島・父島へは「おがさわら丸」という定期便が運航しています。

交通手段はこれ1つだけです。しかも所要時間は24時間!果てしない道のりですね。

しかも、おがさわら丸は毎日運行しているわけではありません。東京・竹芝桟橋を出発したら、次の便は6日後!※1

おがさわら丸は特殊な運行をしていて、一度出発したらしばらく東京には帰ってこれません。一度行くのに最低でも6日間は必要という、東京なのに秘境といえる地です。

乗船中の電波は、東京湾にいる間と、途中の伊豆諸島の島々の付近を通過するときだけ繋がります。あとは電波のない世界。日常の喧騒から強制的に隔離される時間です。

おがさわら丸は小笠原海運が運航しています。

おがさわら丸の時刻表は小笠原海運の公式サイトをご参照ください。

関連記事


小笠原諸島・父島の規模、人口、移動手段

気になる島の様子をご紹介!

父島の人口は意外と多い!

そもそも、小笠原諸島で人が住んでいるのは父島と母島だけです。全体の人口は2,500人程度。そのうち父島に住んでいるのは2,200人程度です。 ※2

意外と多い!と思う人も多いのでは?

小笠原は短期移住の人も多く、実際には小笠原諸島全体で3,000人程度の人が住んでいるのではないかといわれています。

村営バスがあるが、レンタバイクがおすすめ

父島には村営のバスがあります。なので、車やバイクが運転できない人はぜひ活用してみてください!停留所ではないところでも乗り降りが自由な区間もあります。

路線沿線には観光スポットが目白押しです。

しかし、村営バスは本数が限られているので自由に行動したい人は、やはりレンタバイクやレンタカーを借りることをおすすめします。

父島の観光名所はアップダウンの激しいところにあるものも多いので、できるならレンタサイクルよりレンタバイクやレンタカーを推奨します。

父島には借りられるお店がいくつかありますが、いずれも台数には限りがあるため、繁忙期などは事前に予約しておくと安心です。

参考
【村営バス】小笠原村公式サイト村営バスページ
【レンタバイク・サイクル】小笠原観光有限会社
【レンタバイク】民宿トロピカルインパパヤ
【レンタカー】小笠原整備工場レンタカー
【レンタカー】ササモクレンタカー
【レンタカー】島宿 ISLANDER house

※1:時期により異なります。7日空くこともあれば、GWやお盆、年末年始などは増便される時期もあります。
※2:小笠原村公式サイトを参考

父島の気候と島の環境

小笠原はとても過ごしやすい島です!

父島は那覇とほぼ同じ緯度

気になる父島の気候ですが、緯度は沖縄の那覇とほぼ同じで、亜熱帯時に属する温暖な島です。夏と冬の寒暖差も比較的少なく、一年を通してとても過ごしやすいです。

小笠原には実は明確に”梅雨”と呼ばれる時期はありません。その代わりに”雨期”が存在し、それが5月と11月頃です。

真冬でも晴れている日の日中は、半袖でも大丈夫な日があるほど暖かい小笠原。東京にこんな南の楽園があるなんて驚きですね。

島の大半が山や森林

父島で人が住んでいる場所は、おがさわら丸が入出港する二見港を有する大村地区のほか、清瀬地区、奥村地区、扇浦地区など数カ所の集落があるだけです。そのほかは全て山や森林になっており、島の大半が大自然に覆われています

小笠原諸島はその珍しい生態系や後世に残すべき自然環境があるとして2011年に世界自然遺産に登録されました。集落に滞在していても、オガサワラオオコウモリやアカガシラカラスバトといった小笠原でしか見られない動物を普通に見ることができます。森に一歩足を踏み入れると、内地では見られない貴重な植物にあふれています。

大自然がとても身近な父島です。

飲食店やお土産屋さんには困らない!

東京から1,000km、所要時間24時間。そんな僻地にある離島だから、「お店なんてないのではないか・・・」と不安に思う人もいるのではないでしょうか。

父島では、その心配は不要です!

父島一の繁華街である大村地区には、約40軒の飲食店・居酒屋・商店・お土産屋さんなどがあります。そのうち夜遅くまで営業している居酒屋も20軒近くあり、お店には全く困りません

ホテルや宿で夕食を食べた後に飲みに出かける、ということも父島では可能です!

また、24時間営業しているコンビニはありませんが、朝6:30から24:00まで営業している「佐藤商店」というお店もあり、コンビニ的な役割を果たしています。

父島が初めての人におすすめの観光名所5選

名所がありすぎて選べないのですが、初めての人はまず押さえておくべき名所を5つだけピックアップしました!

最後に、小笠原諸島・父島に初めて行く人が楽しめるおすすめの場所をご紹介します。

南島

この光景を見たことがある人は多いのではないでしょうか。「小笠原といえば」というイメージで使われるのが「南島」です。

そう、父島ではありません。父島から観光船で行くことができる無人島です。

石灰質の土地が雨などで侵食されてできた「カルスト地形」と呼ばれる地形で、自然の造形美が美しい独特な地形を成しています。
真っ白で美しい砂浜は、アオウミガメの産卵場所になっていたり、カツオドリなどの海鳥たちの貴重な水源として利用されています。

自然的価値が高い南島ですが、人間が入ることによる自然破壊の進行を食い止めるために、1日の入島人数制限や、上陸禁止期間が設けられる※3など、上陸にはルールが定められています。

上陸禁止期間以外は、観光客も上陸することができ、扇池での海水浴も楽しむことができます。父島から「南島ツアー」としてたくさんのツアー船が出ているので、ぜひ利用してみてください!

前浜ビーチ

父島の代表的なビーチの一つ「前浜ビーチ」。正式名称は「大村海岸」といいますが、島の人の間では前浜と呼ばれることがほとんどです。

父島の玄関口である大村地区にあり、元旦に日本一早い海開きが行われるビーチがここ、前浜ビーチです。大村地区の宿泊施設から徒歩数分で行ける気軽さで、この極上の海。ビーチにはちょっと休める休憩スペースや、シャワーやトイレも近くに完備されており、のんびりと過ごすには最適な場所です。

島民もよく泳いでいたりウィンドサーフィンをしていたりと、憩いの場所になっています。

ウェザーステーション展望台

夕日を見るならここ!でも、夕日の時間帯以外も絶景が望めるのが「ウェザーステーション展望台」です。

少し長い坂道を登らなくてはならないのですが、展望台からは青い海が一望できます。

12〜3月頃のザトウクジラのシーズンには、ここからザトウクジラのジャンプが見られるチャンスも!

夕日の時間帯には、多くの人が訪れて沈み行く夕日をじっと眺めています。開けた視界の真っ直ぐ先に夕日が沈むので、観察には絶好のスポットなのです。

「見た人が幸せになれる」なんて言われるグリーンフラッシュという現象が、比較的見られやすい場所としてその筋の人たちには有名な場所です。

小笠原海洋センター

かわいいウミガメたちがたくさんいる「小笠原海洋センター」。アオウミガメやザトウクジラに関する展示がされている展示館と、施設の奥にはたくさんのアオウミガメの飼育槽があり自由に見学することができます。

生まれてからの年数によって大小さまざまなウミガメたちがおり、とてもかわいいです。餌やり体験(有料)もできます。Tシャツやウミガメグッズなどのお土産も買えますよ。

中山峠

最後は個人的にとてもおすすめしたい展望スポット「中山峠展望台です。集落からは少し離れてしまいますが、絶景が望める場所です。

小港海岸という海岸にバイクを停め(バスでも行けます)、20分ほどの山登り。急勾配で少し汗かく道のりですが、頂上まで行くと一気に開けた気持ちの良い場所にたどり着きます!

屋根もある休憩スペースがあるので、そこでおにぎりでも食べながら一息つくととてもいい気分です。

小笠原には数十分、数時間歩いてやっと辿り着くような絶景スポットもありますが、この中山峠は比較的気軽に行けて絶景が拝めるスポットなので、ぜひ行ってみてください!

※3:通常、11月上旬〜2月上旬頃まで

世界遺産の離島・小笠原

小笠原に行くには日数が必要だし、24時間かかる船に往復乗らなくてはいけないということで少しハードルの高い場所ではありますが、それさえクリアしてしまえば他の場所では味わえない体験がたくさん待っています。無理して行く価値がありますよ!

東京とは思えない大自然、でも、離島とは思えない都会の雰囲気。他の離島とは明らかに違った空気感の小笠原は、不思議な魅力にあふれています。

一度行ったらなかなか帰れない島、隔離された東京の楽園島へぜひ行ってみてください!